2015年直木賞授賞式

「サラバ!」西加奈子さんのヘアーメイクと着付けをさせていただきました。

昨年初めてお目にかかってから、大ファンになりました。

それまで西さんの著書を読んだことがなかった私にご本人がススメて下さったのが「漁港の肉子ちゃん」

私の故郷、宮城県石巻市を舞台にしたこの作品に胸を打たれました。それから西さんの本を買いあさり,読みあさっています。

 

心のひだが多く、好奇心旺盛、人間力の強さと優しさを兼ね備えた彼女だからこそ描ける描写が 自分でも気が付かない部分を刺激してくれます。国籍や性別を超えた感性に感動します。

 

益々の活躍を心から祈っています!

 

そして、この似顔絵付きサインは私の宝物だぁ〜〜♡

 

 

 


写真家 小林伸幸氏のプラチナ写真と細川和紙の展示ブース。

長く残したい日本の文化の一つ。

色の変化が著しい写真だけど、これは色あせない。

万の神々が写る彼の写真はスーーーーッと胸に届くんです。


世界中から写真展のオファーが舞い込む彼の写真を、ぜひどこかで観ていただきたいと切に願っています。



沖縄糸満のジャングルの中。

終戦70年の今年、初めて遺骨収集に参加させていただいた。

初めて入った其所は尖った珊瑚礁が岩化した足場で靴を履いていても痛い。蔦や木の根っこが長く生き物のように伸び、手に足に絡み付く。歩くのもままならない道無き道を,先頭の男性陣が切り開きながら進むこと1時間。

一段高く岩を積み上げた所に手榴弾やご遺骨、ボタンや靴の底などの遺留品が。30cmほど掘ると歯がいくつも見つかる。

壁のようになっている肌目は火炎照射で焼けこげた痕。。。

2日目、少し場所を変えた崖の下にご遺骨を発見。

こうして今もジャングルの中に眠る方々が大勢いらっしゃるのかと胸が熱くなりました。

珊瑚礁に恵まれ、美しい海。

此処にも多くの人々が眠っているのでしょう。

暖かい、明るい、楽しい!と遊びに行くだけでは解らない「沖縄」に改めて興味を抱き、気持ちを傾けていきたいと思います。

ー合掌ー



ベルリンの東@下北沢(名取事務所)


ドイツ人とユダヤ人の恋。

戦争の悲劇を新たな切り口で見せる舞台。

子供に罪はないのに。。。。



シネマ歌舞伎

 

玉三郎と七之助のキレイな二人踊りが観たくて。

でもー映画は映画だよなー。。。と思いながら鑑賞してみた。

 

迫力のあるカメラワークと顔のシワや目の動き、きものノ柄までハッキリ解る映像にもうね、何度も拍手しちゃいましたよぉー!

もちろん、これを引きで全体が見れたらステキだろうなーと思う場面もあるけどさ、舞台裏まで見られるのもシネマならでは!

 

これはこれでクセになります♡

 

あぁ、日本に産まれてよかったなぁ〜〜〜〜。

 


H&H&H 暦めぐり 展 @ 新橋 すき焼き 今朝




昨年の立春から始まった

暦めぐりの短冊たちが

一巡したのを拝見しに

伺いました。





平野恵理子さんの描くものは

とても丁寧に生命を吹き込まれ、本物のように美しい。



でも、図鑑のように

鯱張っていないんですねー。








机の上にはH&Hの

大人かわいいアクセサリーが

行儀よく並べられていて



上をみても下を見ても

楽しい展示です。



短冊の下のには,一作一作ごとに節気の名前と

描いた事柄の説明があって


恵理子さんのエッセイを

読んでいるような感覚



キモノで立ったり座ったりで

イイ運動にもなりました(笑


そんな中、私は。。。



疲れて座り込んでいるのではありませんよー。



あまりにも目が合ってしまう

2点の作品を見比べていました。

そして、赤い方に決定です!

うふふ♡


ー暦ー

 

我が家にはお気に入りの「暦」が毎年3つある。

一つは立春から始まる24節気72候を優しく教えてくれる

白井商店謹製のモノ。

民藝福田の芹沢銈介の型絵染めが毎月楽しみな卓上カレンダー。


そして私の尊敬する写真家 齋藤文護氏のカレンダー。

生命力を放つ 彼の写真を2ヶ月ごとにめくる時のワクワク感は

年を追うごとに強まるような気がします。



みちのくの仏像 展@上野 東京国立博物館


みちのく生まれの私は、みちのくを沢山旅していない。。

特に 大人に成ってからはなおさら。

陸奥のお寺にこんなに朴訥とした仏像様がいらっしゃったとは!

円空の作品は表情で語りかけてきそうな空気感。

またお目にかかりたいと、心から思った。